こんにちは、株式会社Third Boxです。
SaaS企業への転職を目指す際、最初のハードルとなるのが「職務経歴書」。転職市場での競争が激化する中で、採用担当者の目を引く職務経歴書を作成することは必須です。今回は、SaaS企業特有の視点を踏まえた職務経歴書の作成ポイントを解説します。
SaaS企業が職務経歴書でチェックするポイント
- 数値で実績を示す
SaaS企業ではデータに基づいた意思決定が求められます。営業成績やプロジェクト成果を具体的な数値で記載しましょう。たとえば、「新規契約を前年比120%増加」や「解約率を10%削減」など、定量的な成果が評価されます。 - プロセスと成果を明確に記載
成果だけでなく、その成果を達成するために実行した具体的なプロセスも記載すると説得力が増します。SaaS企業では、どのように課題を解決したかが重視されるため、工夫した点や使用したツールなども盛り込みましょう。 - SaaS業界への理解をアピール
未経験者の場合でも、SaaS業界特有の知識やトレンドに関心を持ち、学んでいる姿勢を示すことが重要です。「〇〇ツールを用いた分析経験」や「SaaS業界のトレンド調査」などを具体例として書き込むと好印象です。
差がつく職務経歴書の構成
- 職務要約
これまでの職務経歴を2〜3行で簡潔にまとめます。SaaS企業に関連性のある経験や強みを端的に記載し、採用担当者の興味を引きつけましょう。 - 職務経歴
時系列順かプロジェクト順に経歴を記載します。役職や期間、具体的な業務内容、成果を箇条書きで整理すると見やすくなります。 - スキルとツールの一覧
業界特有のツール(Salesforce、HubSpot、Tableauなど)やスキル(データ分析、プレゼンテーション能力)をリストアップ。自分がどのように貢献できるかを具体的に伝えましょう。 - 志望動機
職務経歴書に志望動機を含める場合、SaaS企業のミッションやビジョンに共感していることや、自分のキャリアビジョンとの一致点を述べると説得力が増します。
NGポイント:避けるべき書き方
- 曖昧な表現
「頑張った」「工夫した」などの曖昧な表現は避け、具体的な数値やエピソードで説明する。 - 業界用語を知らないまま使用する
SaaS業界特有の用語を正しく理解していないまま記載すると、逆に知識不足を露呈することになります。 - フォーマットが読みづらい
フォントサイズやレイアウトに注意し、採用担当者が一目で内容を把握できるように整える。
まとめ
職務経歴書は、転職活動の成否を分ける重要な書類です。特にSaaS企業への転職では、実績やプロセスを定量的かつ具体的に示すこと、業界への理解や学ぶ意欲をアピールすることが鍵となります。
私たち株式会社Third Boxでは、職務経歴書の作成から面接対策まで、求職者一人ひとりに合わせたサポートを提供しています。気になる方は、ぜひこちらの転職相談フォーム、もしくは問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
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